【素焼きとは・・・】
 
素焼きとは、釉薬をかけず低温(700〜800℃)で焼いたものをいいます。
一般的に、釉薬を掛けずに焼いたものを素焼きと言う場合もありますが、
陶芸では釉薬を掛けずに高温で焼いたものは、「焼き〆」(やきしめ)と呼びます。
陶芸において素焼きの目的は釉薬を掛ける前に素焼きをしておく事で破損を防ぐなど生地を強化する事です。生のままの生地ではせっかく乾いて固くなった粘土が、釉薬の水分をすって又弱くなってしまいます。
また、移動したりする場合も、生地が強く楽になります。
焼成時の、温度上昇の不安定な時期にも耐えられる強さが備わります。
【素焼きの窯入れ】
低温ですので、生地がとけてくっつくという事はありません。
作品同士を重ねてもかまいません。
・・と、いうより重ねて
効率よく入れる事を考えましょう。
大きな作品の中に小さな作品を入れてもかまいません。
同じ形の皿などは、きっちりと積み上げます。
空気が対流できるように多少の隙間を空ける必要があります、
蓋物の蓋は外して別々にします。
重みで割れるといけないので、ある程度積み重ねたら、
一旦支柱を立てて棚板を置き次の段に積みます。
窯全体の温度が均等に上がるよう、一箇所に作品が偏らないよう詰めましょう。
又、作品は充分に乾燥させてから窯入れをしてください。
乾燥が不十分だと、内部の水分が温度上昇とともに膨張しひび割れの原因となります。
【生地を保管する場合は素焼きを】
生地を保存する場合は、一旦素焼きだけはしておいて保存し、ある程度数がまとまってから釉薬がけをして本焼きをします。
生生地の状態は弱いですし、釉薬掛けをしたものもやはり、釉薬の部分は傷付き易く弱いです。
●家庭用陶芸窯
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